当院では修復物が長持ちするために日々こだわりを持って診療しています。
歯は壊れてしまったら自己修復できないため機能や審美性の回復のためには人工物である被せ物で補う必要があります。
治した歯に虫歯の再発、歯茎の炎症などを起こさないためにはお口全体のバランスを考えた設計が大事になりますが、
個々の修復物の適合精度も同じくらい重要です。
適合(被せ物と歯のぴったり度合い)は、補綴修復の基本です。
一見きれいなセラミックでも適合が悪いと絶対に長持ちしません!
私は自分が治療したものがすぐに悪くなるのは絶対嫌なので適合にはこだわりを持って診療しています。
精密な形成 歯肉圧排
正確な印象(型取り)
原型=模型
精密なセラミック修復
被せ物と歯の隙間が50μm(0.05mm)
より空いてしまうと歯茎の炎症は起こりやすくなるというデータに基づいてこの精度を目標にしています。
ちなみに髪の毛が80μm(0.08mm)
なので髪の毛一本より細い世界です。