矯正治療とは悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする治療です。 噛み合わせが悪いままにしておくと、歯磨きがしにくく汚れが付きやすいため虫歯や歯周病になりやすくなります。また、よく噛めなかったり、発音に悪影響を及ぼしたり、あごの関節の病気(顎関節症)の一因になることもあります。
矯正治療を行うことで歯並びを整えて口元を美しくするだけでなく、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
部分矯正は、M.T.M(Minor Tooth Movement)、あるいはLOTなどと呼ばれ歯のちょっとした凹凸を整えたり、前歯のすきっ歯を治すなど限局的な矯正法です。
特徴としては
歯と歯の間を少し削ったり(ディスキング)、歯を少し外側へ押し出したりしてスペースを確保し、その部分だけの歯並びを改善します。
またクラウンやブリッジの治療やインプラント治療を行う際に、歯の位置や傾斜などの歯並びの一部を事前に修正する場合に有効な治療法です。
歯の位置を修正することで歯の負担が減り、結果被せ物が長持ちすることになります。
エクストリュージョン
矯正用ミニインプラントによるアップライト
叢生に対するレベリング
全体の矯正が必要な症例は、東京医科歯科大学矯正科の矯正歯科専門医(歯学博士、日本矯正歯科学会認定医)が当院で月一回診療を行っております。
マウスピース矯正や目立たないワイヤー矯正も取り入れていますので、患者様個々のご要望、歯の状態などに合わせて、ベストな矯正方法を提案いたしますのでご相談下さい。
顎顔面矯正治療とは、発育期の子供のあごに専用の装置を用いて不正咬合を治す治療法です。
不正咬合とは、歯を支えている骨や上下のあごのアンバランス(=発育不良)などが原因で起きている悪い歯並びのことです。
不正咬合があると、あごが前後や横にずれて顔のバランスが悪くなるとともに、食べ物が咬めない・飲み込めない・しゃべりにくい(口腔機能の不良)、
鼻で呼吸ができない(呼吸機能の不良)、姿勢が悪いなどの機能異常がみられます。
顎顔面矯正治療によりあごの発育に問題があるところを正常に戻すとともに機能訓練を行い、歯並びや顔のバランス良くし、口や呼吸、姿勢などの機能も改善します。
あごを大きくすることで抜歯を避けられることが多く、治療後の後戻りもありません。
また、上顎の骨を広げ、狭い鼻腔や気道も広がり、鼻づまりやぜんそくの改善、いびきの軽減も期待されます。
下顎も広がることで正常な舌運動が行えるようになります。
ご予約・お問い合わせ03-5903-8467
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