患者 | 30代女性 |
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相談内容 | 「右下の奥歯が痛い」とご相談いただきました。 |
カウンセリング | 診察したところ、親知らずは水平になっており、唇の感覚神経と近く位置していました。 また、手前の歯は神経近くに及ぶ大きな虫歯になっていました。 |
治療内容 | まずCTスキャンにて親知らずの位置を正確に把握し、安全に抜歯手術を行いました。 その後、手前の歯の虫歯を取り除き、神経が露出したところにMTAセメント(歯科用の水硬性セメント)を詰めて保護しました。 歯冠(歯の上部)の崩壊が著しかったため、症状が無いことを確認し後日ジルコニアセラミッククラウンで治療しました。 |
治療期間 | およそ3か月 |
費用 | 親知らず抜歯手術:保険適応 MTA歯髄温存療法:50,000円(税別) ジルコニアセラミッククラウン:120,000円(税別) |
治療後 | 唇の麻痺もなく、治療した歯の状態も良好です。 |
リスク | セラミックは強い食いしばりや硬度の高いものを誤って噛むと、割れてしまうことがあります。 |
治療前CT