70代女性「長年咬み合わせで悩んでいる。しっかり咬みたい」反対咬合をワイヤー矯正にて治療した症例

患者	70代女性
相談内容	「長年咬み合わせで悩んでいる。しっかり咬みたい」とご相談いただきました。
カウンセリング	拝見したところ、前歯の咬み合わせが上下逆転している反対咬合の状態でした。
治療内容	治療法として、ワイヤーを用いた全体的な矯正治療とマウスピース矯正をご提案しました。費用面や治療期間、メリット・デメリットをそれぞれご説明したところ、患者様はワイヤー矯正治療をご選択されました。
治療で注力したポイント	歯がかなり摩耗していましたが、咬み合わせの挙上（咬み合わせの高さを増やす治療）は行わず、上顎の前歯をリンガルアーチ（針金を曲げて左右の奥歯に引っ掛け、歯の裏側に沿わせてアーチ状にして用いる歯科矯正器具）で前に押すことで、前歯の咬み合わせを改善しました。その後、ワイヤーで上下の歯を整えました。
治療期間	8ヶ月
費用	80万円（税別）
治療後	歯並びがきれいに整い、しっかり咬めるようになったと大変ご満足いただけました。今後は、反対咬合が原因ですり減ってしまった歯を修復する予定です。
治療のリスクについて	・歯の移動は痛みを伴う場合があります。・矯正治療後は後戻りを起こす場合があります。

症例写真