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歯を失うというのは大変なことですか?|上石神井の歯医者なら|大塚歯科

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歯を失うというのは大変なことですか?

上石神井駅から徒歩5分の歯医者さん、大塚歯科です。
今回のテーマは「歯を失うことの問題」です。歯を大切にしていない人にとっては、虫歯や歯周病にそれほど危機感を感じないかもしれません。

「例え歯を失っても入れ歯やインプラントがある」、「たった1本歯を失ってもどうってことはない」、そう思っている人もいるかもしれません。しかしそれは大きな間違いで、歯を失うというのは大変なことであり、1本失うだけで様々な問題が起こります。

噛み合わせが悪くなる問題

歯を失えば噛み合わせが悪くなる。そもそも歯を失うこと自体で噛み合わせが悪くなりますし、歯を失うことで隣接する歯が移動して傾き、それもまた噛み合わせが悪くなる原因になります。

<噛み合わせが悪いとどうなる?>
噛み合わせが悪いと噛む時に使う筋肉が影響を受け、肩こりや頭痛を引き起こします。首から肩にかけてつながる広頸筋が影響を受けると肩こり、顎の関節から頭の横にかけてつながる側頭筋が影響を受けると頭痛が起こります。

また、噛み合わせが悪い人は噛み合わせが良い人に比べて顎関節症になるリスクも高くなり、これは噛み合わせが悪いことで普段から顎関節に負担をかけているためです。さらに身体のバランスが崩れて腰痛が起こるなど、様々な体調不良を引き起こしてしまうのです。

歯を失った後の対処の問題

歯を失った後は、それを補うために人工の歯で対処します。その対処方法には種類がありますが、いずれもメリットがある反面、大きなデメリットがあります。

<歯を失った後はどんな対処方法がある?>
選択肢は3つで、入れ歯かブリッジかインプラントです。入れ歯は保険適用のものにすれば費用が安くすみますが、天然の歯の感覚に程遠いというデメリットがあり、例えば噛む力は天然の歯の半分もなく、歯にくっつくものやあまり堅いものは食べられなくなります。

ブリッジはその点安定しているものの、構造上健康な歯を削らなければならないですし、インプラントは天然の歯に近い感覚が得られる反面、費用の高さや手術を必要とするデメリットがあります。つまりどの方法も万能ではないのですが、歯を失えばその中からいずれかの選択をしなければなりません。

歯並びの問題

歯を失ったままにしておくと、やがて歯並びが悪くなります。これは歯を失うことでスペースが発生し、隣接する歯がそのスペースに傾いてくるからです。

<歯並びが悪いとどうなる?>
歯並びの悪さで真っ先に想像できる問題が、審美性…つまり口元の見た目が悪くなることです。そもそも歯を失っている時点で目立ってしまいますし、歯並びが悪くなればそれは尚更です。また、歯並びが悪いことで歯磨きがしづらくなり、そうなると虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

さらに歯並びが悪いということは噛み合わせも悪いということになりますから、上記の「噛み合わせが悪くなる問題」でお伝えしたことが起こります。歯並びが悪いと歯科治療の精度も落ちるため、事故で歯が欠けてしまうことも考えられます。

歯を失わないためにするべきこと

事故によるケースを除けば、歯を失う要因となるのは虫歯と歯周病です。そこで、歯を守るために考えるべきことは2つです。1つは虫歯と歯周病を予防すること、もう1つは虫歯と歯周病を早期治療することです。

<虫歯と歯周病を予防するには?>
虫歯と歯周病の予防方法は同じです。基本は毎日の歯磨きですが、歯磨きでは多くのプラークを除去できるようにデンタルフロスを使いましょう。磨き残しを確実になくすには、プラークチェッカーでプラークを染色するという方法もあります。

さらに食生活を含めて生活習慣全体の改善も必要で、特に歯周病は生活習慣病ですからね。また、定期検診を受けると予防効果が高まり、歯のクリーニング、生活習慣改善のアドバイス、歯磨きの仕方の指導などを受けられます。

<虫歯と歯周病を早期治療するには?>
虫歯と歯周病を早期治療するには、まず早期発見できなければなりません。とは言え、初期の虫歯は痛みがないですし、歯周病は目立つ自覚症状がありません。このため、虫歯や歯周病を自分で早期発見するのは難しいでしょう。

虫歯や歯周病を確実に早期発見するには歯科医院の定期検診を受けてください。定期検診では歯科医が患者さんのお口の中の健康状態をチェックするため、自覚症状のない虫歯や歯周病でも発見して治療できるのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯を失うことの問題についてまとめます。

1. 噛み合わせが悪くなる問題 :歯を失えば噛み合わせが悪くなり、肩こりや頭痛を引き起こす
2. 歯を失った後の対処の問題 :入れ歯、ブリッジ、インプラントのいずれにしなければならない
3. 歯並びの問題 :歯を失うと隣接する歯が傾くため、歯並びが悪くなる
4. 歯を失わないためにするべきこと :虫歯と歯周病の予防と早期治療

これら4つのことから、歯を失うことの問題について分かります。歯を失えば噛み合わせが悪くなり、噛み合わせが悪くなれば全身の健康に悪影響を及ぼします。また、歯並びも悪くなりますし、歯を失ってしまうとその後の治療も大変です。入れ歯は安い反面天然の歯と感覚が異なり、一方インプラントは天然の歯と近い感覚ながらも高額です。このため歯は例え1本でも失ってはならず、大切にしなければなりません。

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