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歯列矯正の種類にはどんなものがあるの?|上石神井の歯医者なら|大塚歯科

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歯列矯正の種類にはどんなものがあるの?

上石神井駅から徒歩5分の歯医者さん、大塚歯科です。
今回のテーマは「歯列矯正の種類」です。
歯列矯正は、健康で美しい歯並びや噛み合わせを手に入れるために行われる治療です。
しかし「矯正治療にはいろいろな種類があって、どれを選べばいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?


そこで今回は、歯列矯正の基本的な種類やそれぞれの特徴について分かりやすく解説していきます。理想とする笑顔に一歩近づくために、歯列矯正の世界をのぞいてみましょう。

1.ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯に取り付けた固定装置を用いて、徐々に正しい位置に移動させる治療法です。
通常、歯の表面に小さな金属のパーツである「ブラケット」を取り付け、そこにワイヤーを通す「マルチブラケット装置」が使用されます。ワイヤーの弾力を活かして歯に優しい力をかけ、歯並びや噛み合わせを整えていきます。
ワイヤー矯正の主な特徴とメリットは以下の通りです。

幅広い症例に対応可能

歯並びやデコボコの程度は個人によって異なりますが、ワイヤー矯正であれば、ひとりひとりの状態に合わせてブラケットの位置やワイヤーの太さをカスタマイズすることができるため、軽度から重度までの症例に広く対応することができます。

さまざまな年齢層に適用できる

ワイヤー矯正は子どもから成人まで、永久歯が生えているほとんどの年齢で治療ができます。特に成長中の子どもの場合は、あごの成長に合わせて調整できるというメリットがあります。

目立たない装置も選べる

ワイヤー矯正は以前は目立つ印象がありましたが、最近では見た目に配慮された装置も登場しています。金属の代わりに白いセラミック製や透明なプラスチック製のブラケットを選ぶことで、周りからの視線を気にせず治療を進めることができるでしょう。

2.マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを用いて歯を動かす治療です。
歯の位置が少しずつ変化するように設計されたマウスピースを歯科医師の指示通りに交換していくことで、歯が徐々に正しい位置に移動します。
マウスピース矯正の主な特徴とメリットは以下の通りです。

透明で目立ちにくい

治療に使用されるマウスピースは透明な素材でできているため、口の中に装着してもほとんど目立ちません。外出や他人とのコミュニケーションにおいても、装置の見た目を気にすることなく過ごすことができるでしょう。

取り外しが可能

矯正用のマウスピースは、食事や歯磨きの際に取り外すことが可能です。そのため、お口の中を清潔に保ちやすくなり、矯正治療中の虫歯や歯周病のリスクも低減することができます。
ただし、装置を外している時間があまり長くなると治療がスケジュール通りに進まなくなるため、決められた時間はしっかりと装着することが重要です。

違和感が少ない

マウスピース装置は可能な限り薄くなるように設計されており、装着時に違和感を感じにくくなっています。使い始めは少し気になるかもしれませんが、継続的な使用により慣れていくことがほとんどです。

3.顎顔面矯正(がくがんめんきょうせい)

顎顔面矯正治療は、成長期の子どもの噛み合わせを治療する方法で、専用の装置を使用します。
子どもの噛み合わせの乱れは、あごの骨や口周りの筋肉の発育の問題、歯の大きさや位置の異常、頬杖や指しゃぶりなどの悪習慣による歪み、口呼吸などが原因です。
成長期に噛み合わせの問題があると、あごの位置が不安定になり食事や会話に支障をきたすだけでなく、鼻呼吸がしにくくなったり姿勢の悪さなども生じます。

顎顔面矯正治療は、あごの発育を正常に戻しながら歯並びと顔のバランスを整え、呼吸や姿勢などの機能を改善します。
治療の特徴やメリットは以下の通りです。

個々の歯並びに応じて装置が変わる

顎顔面矯正の装置は多岐にわたり、それぞれの患者様に合ったものを選ぶ必要があります。まずは歯並びや噛み合わせの状態を詳しく検査して、最適な装置を決定します。
装置の着用期間は患者様によって異なり、数ヶ月から数年に及ぶことがありますので、その間は通院を継続し、経過を定期的に確認しながら治療を進めていきます。

抜歯を避けやすい

顎顔面矯正は、歯の土台となるあごの骨の発達を促すことで、歯が正常に並ぶスペースを確保します。そのため、将来的に抜歯をせずに歯並びを整えられる可能性が高まります。
抜歯を避けるためには、できるだけ低年齢で治療を検討することが理想です。症例にもよりますが、歯並びに違和感を感じたら早めに相談しましょう。

全身の機能改善や発育促進につながる

歯や舌の位置の改善により、舌の運動機能や咀嚼の機能が向上し、体の成長や発育が良くなります。
また、狭くなっていた気道や鼻腔が広がることで、鼻づまりやぜんそくの緩和、いびきの減少なども期待できます。夜も眠りやすくなり、日中の集中力やパフォーマンスが向上します。

まとめ

いかがでしたか?
歯列矯正は、年齢や歯並びの症状によって適応する治療方法が大きく変わります。さまざまな種類から自分に合った治療法を見つけることが、理想の歯並びに近づく第一歩です。
まずは歯科医院でしっかりと相談し、歯並びの詳しい検査を行った上で自分に最適なアプローチを選択しましょう。

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